功徳と福徳

徳という物には功徳という物と福徳という物がある事を知りました。

功徳というのは、全く見返りを求めない無償の行い。つまりイメージで言うと無償の愛とかボランティア的な感じの事。“徳を積みなさい”の徳はおそらく功徳の方ですね。

福徳はその逆で対価、つまり与えた物に対してお金をもらったり、何か返してもらう事。普段している仕事も福徳という事になります。

徳を積みましょうと言うのは、功徳と福徳のバランスを取りましょうということなのだと思うのです。

福徳ばかり、言い換えれば誰かから奪ってばかりだと、同じように誰かから何かしらを奪われるような力が働く。

功徳を積めば、与えていれば、何かしら与えられる力が働く…まさしく“与えよ、さらば与えられん”ですよね。

自分がやった事に対する対価を頂くというのは至極当然の事だとは思うのですが、それ以上の何かを求めるのであれば、やはり功徳を積まないと手に入らないんだろうなと思います。

だったらボランティアに行こう!とか身を削ってまで相手に尽くしましょう!とか大袈裟な事ではなくて、人に笑顔を届けるとか、誰かを励ますとか、人に対するちょっとした気遣いとか、そういうささやかな事も充分功徳になると思うのです。

ある意味自分を穏やかに保つ事とか、自分を満たす事が徳を積む為の一番の近道なのではないかなと思います。

自分が満たされていないのに、人に与えるのは辛いですから。

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