ハシビロコウのお菓子屋さん

12月17日、岡崎公園でのみちくさマルシェに参加させて頂きました。
寒い中ご来店頂いた方々、本当にありがとうございました。そして主催者の方々、出店されていた皆様本当にお疲れ様でございました。

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ご来場頂いた方はご存知かと思いますが、私今回、ハシビロコウでお菓子を売るという暴挙に出まして…。

なぜにこのような暴挙に出たかと申しますと、ただただ一回やってみたかった…という事に尽きると思われます。

子供の頃から〝からすのパン屋さん〟や、〝こぐまちゃんのパンケーキ〟〝ぐりとぐらシリーズ〟などなど、動物×食べ物の絵本を好む傾向があり、さらに挿絵で言うと〝かいじゅうたちのいるところ〟や〝三びきのくま〟〝不思議の国のアリス〟みんなのうたの〝メトロポリタン美術館〟、ティムバートンの映画とかのちょっと薄暗くて不気味やけど、どこかおもしろおかしいシュールな世界観がとても好きやったのです。
分かる人には分かると思いますが、魔法陣グルグルに出てくるアラハビカという街もすごく好きで…。
もちろん世界一有名なネズミが統率する夢の国も大好きですし、出来る事ならそういう非現実的な世界観の中で生きていたいという中2病的願望をずっと持ち合わせている人間です。

あ、大丈夫ですよ!全然病んでないです。
至って正常です。多分。

本当は自分の店で、月一パン屋とかの時にやってみたかったのですが、いかんせんあのマスクを被ると真正面が嘴で遮られ、距離感がうまく掴めなくなる上に、多分うちの店でやってしまうと、きっとシュールになり過ぎて、何も知らないお客さんが、扉を開けた瞬間に腰を抜かすか、心臓が止まるか、逃げてしまうのでは…という不安要素もありまして…。
今回、外という少し明るめな場所でのマルシェで、しかも友人達も快く販売を手伝うと言ってくれたので、これは好機!とばかりに自らの経っての願いを実現させて頂きました。


で、ハシビロコウのマスクにした理由ですが、本当は文鳥が良かったんです。でも文鳥のマスクが見つからなくてですね、《マスク  鳥》で検索をかけたら、パソコンをいじっているハシビロコウのマスクを着けた人の写真が引っかかって、それを見た瞬間に〝これや!〟と思ったわけです。

鳥が鳥のお菓子を売っているというシュールさ、しかもちょっといかつめな顔して可愛らしい商品を取り扱ってるというギャップ。さらに普段こんな事しなさそうと思われがちな(深い付き合いの人はやりかねへんと思ってたかも知れへんけども…)私が公の場で被り物を被って接客するというギャップ…

そんな事を考えていたらワクワクして来てしまってですね、とりあえず私の変人具合を既に熟知している友人達に、こういう事をしたいと思ってる…と持ち掛けたのですが、とても好感触な返事を頂き、さらに粗相のないようにとマルシェの主催者の方にも一応確認を取った所、快諾して頂き、自信を持ってポチった訳です。

ハシビロコウにするかアヒルにするか本気で迷ったんですが、やっぱりハシビロコウの方がより一層シュールかなって…。
悩む所そこかい!!って突っ込まれましたが…。(そういうツッコミをちゃんと入れてくれる人達が周りにいるってとても有り難い事ですよね)

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実際やってみた感想としては、もぅ、この上なく楽しくて…。
商品に先に目が行くのか、案外気付かれないっていう事にも驚きましたが、子供があんまり怖がらなかったっていう事に1番驚きました。最近のお子さんは肝が座っているんですかね?絶対何人かには泣かれると思ってましたから…。

ひのとを目当てに来て頂いていたお客様にも喜んで頂き(きっと喜んでくれてたと信じてる…)ハシビロコウのお菓子屋さんをやって、シュールな世界観を創り出すっていう密かな今年の目標を達成できて、心置きなく年を越せるってもんです。今は仕込み疲れとやり切った感でちょっと放心状態です。

反省点としては、キャラ設定が甘すぎたという事と、売り切れるのが早すぎたという点…。
ただマスクを被るだけやなくて、もうちょっとハシビロコウとしてのキャラを考えてなりきるべきやった…。もうちょっと大量にお菓子を焼ける技量を身につけておくべきやった…。


まぁ終わった事は仕方がないので、今回の反省点を踏まえつつ、次に繋げていけたら…と思っています。(次があるかどうか分からへんし、こんなふざけた奴、もぅどこにも呼んでもらえない可能性もなきにしもあらず…)


今回の事で、より多くの人にひのと店主はちょっと(かなり?)変わってると認識して頂けたと思うし、〝自分が純粋にやりたい事を、ただ純粋に実行する〟という事の大切さみたいなのを学べた気がします。
長くなりそうなので、これに関してはまた別の記事で書こうと思っていますが、なんだかとっても貴重な体験をさせて頂きました。
ご協力頂いた皆さま、ご来店頂いたお客様がた、関係するすべての方々に感謝致します。

ありがとうございました。

まだ1年半

長いです。いつも以上にとっても長いので、気が向いた人だけよかったら読んでください。


思い立ってロゴマークのデザイン修正をしていて、ふとオープンしたの去年なんやなぁって。

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自分の中では既に2〜3年はゆうに経ってる感覚やったので、1年半しか経ってないという事実にびっくりしました。

それだけ充実していたというか、1年半に色々とギュッと詰め込まれてたんでしょうね。
特にこの半年での動きは自分でもかなり目覚ましいものやったと感じています。

ホームページを作ってた頃は泣きそうになってたパソコン作業も、パッケージのデザインを自分で考えたり、箱まで作れるようになって、自らデザイン修正しようとまで思えるようになって、ネット販売も出来て、月一パンとお菓子屋はようやく定着しつつあるし、イベントをやるって言ったらお客様からの反応がすぐに返ってくる。

何をもって成功かっていうのは人によって違うと思うけど、ひのとは成功か失敗かで言ったら間違いなく成功で、どんどん楽しくなってきてるって事はきっと間違った方向には進んでいないんやと思います。

前にひのとはリハビリ施設みたいなもの…って書いた事があるけど、リハビリももぅ終わりですね。

『ひのと(丁)の性質を持つ、自分そのものを表現できる場所にしたい』と願って名付けた、私の分身のようなお店。

自分の成長と共にお店も成長する、とても良い関係を保てています。

お店や作品を褒めてもらえると自分も心から嬉しいのです。これってごく当たり前の事やけど案外難しい事なんですよ。

何かしら経営をされている方なら、もしかしたら共感してもらえるやも分からないですが、お店と自分が一体化していない、自分が本当にやりたい事が出来ていない、日々の業務に追われて成長する気にもなれない、どこか他人事のようになる…その状態でお店や作品を褒められても、嬉しいけど…って否定の言葉がくっついちゃうんです。

ひのとを開店するに当たって、出来る部分は全て自分でやると決めました。それは人を信用していないからとかではなくて、自分の創り出すものに責任を持ちたかったから。人のせいにせず、全て自分のせいにして、言い逃れできないようにしたんです。お店の評価=自分への直の評価です。

それまで、何かにつけて人のせいにして逃げてきた分、不安で怖くて、ものすごく大変でしんどくて。それまでの自分を怨みましたね…

自分でやろうとすると、出来ない事がたくさん出てきて、カッコ悪い自分もいっぱい見えてくるんです。何のプライドか、出来ない自分を人に見られるのが嫌な自分にとっては拷問みたいなもんです。

でもそのおかげで、自分でできる部分、人に頼るべき部分の区別がはっきりつくようになって、自分自身もようやく化けの皮が剥がれて「自分こんなんですけど、まぁ良かったら仲良ぅしたってくださいな」くらいの飾らないスタンスで生きれるようになりました。

それっていうのは、カッコ悪い部分を曝け出しても、何故か応援してくれる人がいて、頼れる人がいて、認めてくれる人がいたからこそなんですよね。

ひのとをやり出してから感謝をする事が増えました。
何を綺麗事を…と思われるかもしれないけど、自分が今の位置に立てているのは、家族、友人、お客様含め、周りにいてくれた人達のお陰やと心から思っています。

お店=自分やからこそ、より良いものにしていかないといけないと思うし、もっともっと成長させていきたいと思っています。

目下の目標は、誰かがひのとのお菓子を誰かにあげたとして、ロゴを見ただけで「あ、ひのとのお菓子やん!」て言ってもらえるくらいになる事。そして欲を言うなら「ひのとのお菓子やん!めっちゃ嬉しい!」って言ってもらえるようになる事。

今後ともどうぞ温かく見守って頂けると幸いです。






水面下で

月一パンとお菓子屋、7月は第3か第4土曜かなぁ〜とか言っときながら、何もお知らせせずですいません…
夏にめっぽう弱い冬生まれの店主、夏は始まったばかりだというのに既に絶賛夏バテ中でございまして…。

年々体温調節がヘタクソになっているのか、うだるような暑さに身体が火照り、ズシンと重たい湿気で身体に水分もこもり、少し頑張って動けば頭痛がするという次第で…💦
こうやって言い訳をしつつ、今月はちょっとおサボりさせて頂きたく…💦💦すんません…
来月くらいになったら身体がしんどさ自体に慣れてきてるはずなので、このままフェードアウトしないように頑張ります!多分…


とは言いながらもほぼ毎日のように重たい身体に鞭打ちながらオーブンは回していた訳で。
というのも、ネット販売の商品を増やしたいと思っていて、その準備を水面下で進めておりました。ガトーバスクだけやなくて、もっと色んな物をお届けしたいと思ってまして…。

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その為に、自分でもこれはいける!と思えるようなレシピを増やす、というのが1つの目標で、あとは看板鳥のririをイメージしたお菓子を完成させるというのがもう1つの今月の目標。
決めてしまったらやらないと気が済まないので、とりあえずこれだけは今月中になんとかしたかったのです。

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白文鳥って、飼ってる人は多少共感してもらえるかもなのですが、ホワホワの羽毛(胸とか背中)に鼻を当ててスーッと息を吸うと、メープルみたいなナッツみたいなめっちゃ良い匂いがするんです。

そんな食べちゃいたいくらい可愛いうちのririさんを、食べれる形で再現しようという魂胆です。

まるっとしてて、口に入れたらホロっと解けてほんのりメープル香ってナッツも入ってて…
で、頭の中に浮かんでる味、食感を再現するためにひたすら配合を変えてはオーブンに突っ込んでた訳です。
まだ自分的にはやり足りてない感はあるのですが、本当にキリがないし、このままではいつまでたっても商品化できないと思ったので研究は打ち止め。とりあえず納得のいく味と食感に辿り着いたという事にしておきます。

で商品化にあたってパッケージを考えていたのですが、色んなフォントとか調べて旧字体とか見てたら〝鳥〟って字体ですら素敵やな…✨ってなった鳥バカ人間です。

頭の中では既に色々と作りたい味が出来上がっていて、鳥シリーズとか、人生シリーズとか…
色々焼きたい…でも身体が重い…あぁ、またパソコンにも向き合わなければ…⤵︎
という色んなものと闘っている今日この頃です。


思うように進んではいないものの、ちょっとずつゆっくりと進めておりますので、今後の動きをのんびりとお待ち頂けたら幸いです。